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新年の挨拶

新年の挨拶

大阪公立大学校友会 会長 岡本直之

明けましておめでとうございます。

皆様方におかれましては、ご家族共々健やかに新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。昨年は、同窓会活動に何かとご支援を賜り誠にありがとうございました。

私ども、同窓会の役割については、以前より申しあげておりますように、先ずは同窓生に旧交を温める機会をできるだけ多く提供すること、現役の学生に対しては経済的支援や就職活動等の応援をすること、そして「知の森」を目指す大学の最強最大の応援団になることです。

本年も、校友会をはじめ、各支部、各学部等すべての同窓会に対しまして一層のご理解とご協力をお願い申しあげます。

 

さて、恒例により、自己紹介をさせていただきます。私は、昭和21年三重県上野市(現伊賀市)で生まれ、地元の県立上野高校を卒業後、大阪市立大学商学部に一浪の末入学しました。

野球少年でしたが、中高時代は友人の強い誘いもありブラスバンド(クラリネット)に所属し、大学ではFLD(Foreign Language Department、今のESSです)で4年間過ごしました。ゼミナールは比較的まじめな学生が集まるといわれていた伊藤淳巳先生の経営管理論でした。学園紛争で学校封鎖が続いていた中で、何事にも余り積極的でない呑気で気楽な学生生活を満喫しました。

就職は、ゼミの先生からは商社や電機メーカーを勧められましたが、沿線で育ったこともあり近畿日本鉄道㈱に入社しました。運輸部門で駅務、車掌、運転士の実習を経て4年目に上本町駅で助役を1年務めました。大変厳しかったですが、後々労務管理上役に立った貴重な経験でした。

その後、秘書室広報部、勤労局労務部を経て管理職となり、秘書室広報課長、秘書課長(在大阪スペイン名誉領事補佐兼務)、秘書部長を務めましたが、秘書課長として社長秘書をしていたときがサラリーマン生活の中で一番働いた時代だったように思います。

役員になってからは、秘書広報部門に加えて不動産部門、ターミナル開発部門を担当し、平成の通天閣「ハルカス」の企画、設計を担任しました。そのハルカスの起工式を終え、平成22年6月三重交通グループホールディングス㈱の社長に転任し、会長を経て昨年6月、取締役相談役に就任しました。この間、東証一部(現東証プライム)上場、太陽光発電事業への進出、三交イン東・名・阪ネットワークの確立、名古屋三交ビル建設などに注力しました。

 

入社4年目 上本町駅での助役時代(昭和48年 1973年)

入社4年目 上本町駅での助役時代

(昭和48年 1973年)


昨年6月にセミリタイヤメントをしたこともあり、本年の目標は『三ゴ』としました。英ルフとタンです。77歳からのやり直し英語、平均スコア90~95を目指すゴルフ、そしてもう一度大好きだったタンゴをゆっくり楽しみたいと思っています。趣味を楽しみながら野球だけでなく、様々なことを孫たちにも伝えていきたいと思っています。

スペイン グエル公園(令和4年 2022年)

スペイン グエル公園

(令和4年 2022年)